後藤國利候補にお聞きします。
Q、当選してからの任期中(四年間)の抱負についての欄で「市民が第一の市役
所」・「職員が主役の市役所」とありますが、他の新聞でも2期目は市役所を育
てたいと話されていましたが、具体的にはどういった形での取り組みになるので
しょうか?各課によっては市民からは暇そうに見える課、人数が少なくて人手が
足らない課などがあると聞きますが機構改革などもさらに行う予定ですか?

A、一期目の市役所は私が陣頭指揮をした市役所ということでやってきたが、二
期目は職員が自立して自発的にどんどん動き回るような市役所にしたい。私はそ
れを妨げないように若い職員を育てていきたい。機構改革については準備中で4
月から新しい体制でやっていこうと思う。新しい体制の中でも問題は職員が働か
ない、無駄な時間をどうやって無くすかである。組織のあり方自体を大幅に変更
して今までの縦割り行政の形を崩して、例えばグループ制などの形で仕事ができ
るように機構改革を目指している。

Q、次に「市町村合併と学校配置の在り方を検討する審議会の設置」とあります
が、県が作成した「大分県市町村合併推進要綱」をみますと臼杵市・津久見市で
の合併パターンを表記していますが、これを基に審議会の設置を行なうのですか?
それとも独自で市民、議員等を含めた有志での審議会を作り、審議会での答申に
基づき計画案を建てていくように進めるのですか?

A、市町村合併の大きな問題は人口1万を切った小さな地域が生き延びることが
難しくなる時代が来たときに独立してやっていける臼杵市だけが合併のことを考
えないわけにはいかないということである。
臼杵市としてはかつて豊後臼杵
藩だったということもあるし、県の考え方とは全く別に市独自の考えをまとめな
ければならない。そのためには審議会を作ったりケーブルを利用したネット上で
会議を開くなどして、市民の皆さんに意見を出していただいて沸騰させていきた
い。
学校配置の問題については今までは統廃合はしないという方針できたけれど、統
廃合せずに小規模な学校を残していくことが本当に市民のためになるのか、また
臼杵市の発展のためになるのかということを町づくりの中でもう一度ゼロから考
えたい。例えばスクールバスでみんな同じ大規模な学校に来てもらうということ
になるとその背景には道路整備などの社会資本整備の問題も生まれてくる。それ
をするのがいいのか、今のままがいいのかをみんなで相談するためにも早期の審
議会設置は必要だと考える。

Q、環境もこれからの課題になると思いますが、現職の時考えられた大分市との
広域を通し、どういった方向性で市の今後を考えますか?

A、新しい清掃センターで何から何まで燃やすかについてはまだ決まっていない。
そのことについては大分市と臼杵市とで共同して決めることで、それに従って市
民の皆さんには協力していただき、ゴミ処理のあり方を変えていきたい。リサイ
クルすることに決まれば、また皆さんと話し合って、押しつけではなく皆さんの
知恵としてそれをやっていきたい。

Q、現職の頃は、各地区を廻り意見・要望・要請を行なっていましたが、これか
らケーブルが整備され各家庭と直に意見のやり取りができるようになると議員は
いらなくなるのでしょうか?

A、議員の皆さんの仕事や役割が変わっていくだけで、不要になるという わけではない。


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