臼津タイムズ4月号
さくら満開!7日・8日は臼杵公園へ
 平年より少し早めの開花となった桜の名所臼津地区では、今年も数々のイベン
トが計画されている。
 まず臼杵市では、臼杵城趾公園で十日まで臼杵桜まつり&夜間電飾が行われ、
昼夜問わず桜を観賞できる。
 今日七日は、恒例となった「第二十回ワープ桜フェスティバル」が午後一時の
「臼杵市太極拳」による演武を皮切りに、午後九時まで行われる。
 臼杵公園グランド全体を使い約百五十人でおこなう太極拳は迫力満点。その後
「すみれ保育園稲葉太鼓Jr」による太鼓演奏、「PL臼杵MBA」によるバト
ントワリング、臼杵市を拠点とする若者バンドによる生バンド、「古流盆おどり
保存会」による踊り。午後八時からは、同市中央通り商店街の中で喫茶「サザン
クロス」を経営する生田氏らによる熟年のバンドが行われ、子供から大人までが
楽しめるイベントも計画中で、楽しい賞品も多数用意されている。
 八日は、午前十一時より平成十三年度の臼杵市をPRしていくフレッシュガー
ルの発表会やその記念行事として豊後さくら太鼓の演奏や原川二郎、湯布ひろみ
歌謡ショーも予定されている。
 一方、津久見市でも大友公園で桜まつりが十日まで行われ、七日は恒例となっ
ている桜祭りスケッチ大会が同公園周辺で九時四十五分から行われる。
 また、十五日(日)には第十九回彦岳山開きも行われ、登山愛好家者には待ち
に待った登山シーズン到来となる。




新組織で住民サービス
 臼杵市役所では職員、一五九名の人事異動(四月一日付)の発表をした。
 新年度から一部の機構改革を実施。文化産業部と建設部を統合して建設産業部
とし、総務部では係制を廃止して、グループ制を導入する。
 部長級及び課長級の異動は次のとおり。
【部長級】▽総務部長=安野正道▽市民部長=近藤隆正▽建設産業部長=高橋洋
児▽市議会事務局長=斎藤勝美
【課長級】▽市長室長=渡邊秀一▽総務課長=安東睦男▽企画情報課長=亀井重
忠▽税務課長=中尾晴海▽健康課長=粟津英壽▽市民課長=馬締慎一▽同和対策
室長=荻野悟▽商工観光課長兼市民会館館長=岡村忠生▽農林水産課長=児玉清
▽農業委員会事務局長=安達良雄▽建設課長=野中誠一▽上下水道課長=長野道
徳▽会計課長=藤丸国照▽選挙管理委員会事務局長=五嶋昭彦▽市教委管理課長
=神品賢二▽生涯学習課長=菊田徹▽中央公民館長=小橋清秀▽文化財課長=佐
藤俊彦▽学校給食センター所長=東敏彦
【退職者】▽佐藤和人▽河野為三郎▽藤原真一▽足立功▽岩倉義勝▽野上泰洋。
 また、津久見市役所でも、職員の異動と機構改革事務改善に伴う課の統合再配
置の発表をした。(四月一日付)
 都市計画課と建設課を統合して都市建設課とし、総務課財政係と企画課企画振
興係を統合して企画財政課とする。
 課長の異動は次の通り。▽秘書課長=石井英一▽総務課長=川崎信人▽企画財
務課長=石井隆光▽福祉事務所長=戸田明正▽商工観光課長=上田和男▽農林振
興課長=上杉顕▽水産振興課長=川野奉文▽都市建設課長=久保田直▽議会事務
局長=中津留成恭▽教委生涯学習課長=古谷稔▽水道課長=御手洗寛▽環境保全
課長=佐々木英治▽健康推進課長=今宮民雄▽下水道課長=高野修▽教委生涯ス
ポーツ課長=三浦保雄▽消防署長=中西洋
【退職】▽西郷祐二郎▽染矢泰伸▽馬見塚和男▽池田敏一▽石井泰之▽加藤正彦。




グランドゴルフ大会
 近畿環境興産 では、臼杵市・野津町のグラウンドゴルフ愛好家が交流と親睦
を図り、生涯スポーツを楽しめるよう応援するため、「第二回近畿環境興産杯ふ
れあい臼杵市・野津町グラウンドゴルフ大会」を三月十二日、臼杵公園グラウン
ドで開催した。臼杵市と野津町のグラウンドゴルフ協会と近畿環境興産から約二
百五十名が参加。
 開会式では田中正敏社長が主催者あいさつ。
 後藤國利臼杵市長の来賓あいさつに続いて臼杵市グラウンドゴルフ協会の藤沢
幸生会長が歓迎のあいさつを述べた後、双葉区の足立博之さんが選手宣誓。
 参加者は2ラウンド ホールで日頃の練習の成果を競った。
【団体戦】各協会上位十名のスコアによる団体戦は、前回に続き臼杵市が優勝し
た。【個人戦】1.樋口豊(臼杵)2.利光歳子(野津)3.橋本シズ子(同)4.稗田
健一(臼杵)5.安東義博(同)6.吉田弘子(同)7.阿南茂生(同)8.吐合三次(
野津)9.二宮山人(臼杵)10.川野トミ子(同)。




春の火災予防運動
 三月一日から七日までの一週間「春季全国火災予防運動」が実施されたが、臼
杵消防署では期間中、火災警報サイレンの吹鳴やひとり暮らしの高齢者宅防火訪
問、防火対象物の立入り検査など、市民に防火思想の普及徹底を図り、臼杵市か
ら火災を無くすための努力がされてきたが、私達市民もより一層火災予防に努め
ましょう。
 火災予防運動の一環として三月六日、臼杵トキハでは三階の紳士用品売り場か
ら出火したという想定で避難訓練を実施した。
 訓練には従業員五十名が参加。避難誘導班は旗を掲げてお客を誘導、一階に下
りて屋外に避難した。
 垂直式救助袋を使った訓練では、屋上からおろした救助袋の中を従業員四名が
滑り下りて避難した。
 また、三月七日には臼杵警察署で、一階の炊事場から出火したという想定で署
員四十名が参加して防災訓練を実施した。消化班、留置場班、搬出班などに分か
れてそれぞれの班の作業を終了後駐車場に避難した。
 駐車場では市消防署員の指導を受けながら油を燃やし、消火器を操作して初期
消火訓練をした。




火災と救急出動
 津久見市消防本部(染矢泰伸消防長)の平成十二年に発生した火災と救急出動
の記録によると、火災は十件で(前年は七件)、死者は無く怪我人は三名で(前
年は0)損害額は一四八九万九千円(前年は七二一万九千円)だった。
 火災の原因は、たばこの火、てんぷら油の過熱、ストーブ、ろうそく、放火の
疑いが一件など。
 佐藤正彦警防係長は「ほとんどの火災が不注意によるもので、今後、防火の指
導に努める」と話した。
 また、救急車の出動回数は七四一件(前年一四五件)で、搬送者は七二四名(
前年は七二三名)。市外への転院搬送は一六〇件(前年は一五九件)。
 山田征士郎救急係長は「昨年とほぼ同じだが、今年から高規格救急車を導入し
たので救命率向上が期待できる」と話していた。




 
フットベースボール新人戦
 このほど、女子小学生による臼杵市少女フットベースボール新人戦が臼杵小学
校で開かれ、5チームが参加してリーグ戦で行なわれた。
 成績は次のとおり。
1位=臼杵小4勝0敗
2位=佐志生小3勝1敗
3位=下北小2勝2敗
4位=あまべサンライズ1勝3敗
5位=下南・市浜0勝4敗




 
軟式野球大会県予選
 「第十七回九州地区高校軟式野球大会県予選」が三月二十六日、津久見市民球
場で開かれ、一回戦二試合が行なわれた。二十七日には決勝戦が行なわれ、津久
見・四日市の強豪同士が激突。津久見チームは四季連続優勝を果たした。
 同チームは四月二十二日から沖縄で開催される九州地区大会に出場する。




 
オリエンテーリング大会
西の風が強かったが、天候に恵まれた三月十八日、下ノ江の少年自然の家駐車
場周辺で「第二十七回臼杵市オリエンテーリング大会」が開かれた。
 午前十時、開会式に続いて注意事項の後、選手たちがスタート。優勝を目指
した。
 成績は次のとおり。
【一般の部】一位=山木ミツヨ(59)・鈴木延子(64)・安東小枝子(同)
【中学生女子の部】一位=石井好美(15)・丸木則子(15)
【小学生女子の部】一位=川野安世(10)・古谷沙知子(同)・中津留千鶴
(同)・安藤愛(同)
【小学生男子の部】一位=丸木辰吾(12)・金只恒星(同)・水口了太(10)
二位=織田悠平(11)・甲斐友也(同)・大西宏幸(同)三位=神田龍一郎
(11)・成松俊郎(10)・丸木竜哉(9)
【ファミリーの部】一位=中町由香(10)・吉田真樹(11)・小野真理子(7)
・中町佳子(36)二位=神田和一(45)・神田稲子(42)・神田拓馬(8)
三位=小野知美(9)・川野希(同)・亀井玲奈(同)・吉田朋子(同)・
小野栄子(38)。




 
模範善行青少年・新聞少年表彰
 臼杵市模範善行青少年・新聞少年の表彰式が三月十四日、午後一時十五分から
市役所で行なわれた。
 関係者二十名が出席した表彰式で、市青少年問題協議会長の後藤國利市長が一
人ひとりに表彰状と記念品を手渡して挨拶を述べ、藤丸利光市議会議長の来賓挨
拶の後、被表彰者を代表して西中三年生の芝崎寛子さんが謝辞を述べた。
【第三十八回模範善行青少年表彰(人命救助)】
 近年社会情勢の急速な変動と多様化につれて、青少年の意識や行動も複雑化の
傾向を強め、その非行化問題等が憂慮されており、こうした社会環境の中にあっ
て非行に染まることなく「強く・正しく」頑張っている模範的な善行青少年の苦
労をたたえ激励する目的で表彰する。
▽平成十二年十二月八日朝登校中、昭和橋の近くの土手下で自転車のそばに倒れ
ている男性を発見。すぐ近くの民家に行き救急車を呼んでもらい、自分達の着て
いたウインドブレーカーをその男性にかけてあげ、救急車が来るまではげまし、
見守ってあげた。
 被表彰者は次のとおり。
平松良輔 福良 西中三年
小畑八十 〃   〃
小林昌子 神崎  〃
芝崎寛子 千代田 〃
【第二十五回新聞少年表彰】
 新聞が社会の公器として民主主義社会の維持発展に資する役割は大きく、われ
われは毎日その恩恵に浴しているが、これも新聞を迅速確実に配達する新聞少年
の努力に負うところが大であり、こうした彼らの地道でたゆまぬ努力をたたえ、
激励することを目的として表彰する。
 被表彰者は次のとおり。稲垣猛  大浜 揚志館三年田崎智幸 〃 北中 三年
吉賀翔太 藤田 豊洋中三年




 
自衛隊入隊者激励会
 各種卒業式が終了するなか、新たな門出を祝う「平成十二年度自衛隊入隊者激
励会が臼杵市洲崎の同市役所内で行われた。
 同会は、同市と同市自衛隊父兄会の共催で行われ、五名の入隊予定者とその家
族、また関係者ら約二十名が出席した。
 同市民課長の開会の言葉で始まり、父兄会会長のあいさつ、来賓の後藤市長、
藤丸議長、大分地方連絡部長があいさつを行った。
 同市内からの入隊予定者は以下のとおり。
 ▼衛藤匡平・小畑哲治・河野和範・首藤恭孝・遠山健太。(敬称略)




 
ナイトウォーク
 うすき元気っ子実行委員会と臼杵市教育委員会ではこのほどナイトウォークを
行なった。
 「うすき元気っ子教室」の小学生や保護者ら約七十名が参加。市内洲崎の中央
公民館から泊ヶ内までの約十五キロを歩いた。
 参加者は夜中の午前0時半、中央公民館前に集合し七班に分かれて出発。
 板知屋から海岸線を歩いて大泊公民館で休憩。
 風成、坪江、柿ノ浦を過ぎて破磯老人憩いの家で休憩、市教育委員会が用意し
た豚汁を頂き、各自が持参したおにぎりを食べて元気を回復、まだ明けやらぬ静
かな海を左に見ながら全員無事に泊ヶ内に到着した。




 
観光情報協会民営化へ
 晴天に恵まれた四月一日、各地で花見が開催された。
 臼杵市では同市観光協会が毎年桜まつりの期間中、同市祇園の臼杵公園内で清
掃活動を行なってきたが、同日からは民営化となった臼杵市観光情報協会の職員
や桜まつり実行委員会のメンバーやボランティアの約三十名が交代で清掃活動と
夜間警備を行なっている。
 今年は暖冬の影響からか桜の開花が平年より四日ほど早くなり、同日も多数の
花見客が思い思いの花見を満喫していた。
 清掃に参加された会員や実行委員会のメンバーからは、ゴミは分別して出すか
持って帰って頂くことを今後の検討課題にしていきたいと意見が上がっていた。




 
全国一早いハウスみかん
 津久見市上青江の見晴らしの良い山の中腹にある、みかん生産者川野英信さん
(五一)方のビニールハウスでは、全国で一番早くハウスみかんの収穫が始まっ
た。
 日当たりの良い同ハウスでは太陽光を大切にしながら、十月からボイラーで最
低気温、換気扇で最高気温を調節して、甘くておいしいみかんを日本一早く消費
者に届けたいということで、超早期栽培が行なわれている。
 春の少し強い陽差しが差し込むハウスの中で、たわわに実った黄金色の果実は
一つずつ丁寧にハサミで摘み取られていった。
 ビニールハウス四棟・計 aを家族三人で収穫する作業は五月初旬まで行なわ
れ、選果されたみかんは主に関東方面に出荷される。




 
春爛漫、さくらマラソン大会
 臼杵桜まつり初日の四月一日、「第二十五回臼杵市さくらマラソン大会」が、
臼杵市中央公民館をスタート・フィニッシュとするコースで開かれた。
 開会式には県内外から約八五〇名が参加、後藤國利市長が「マラソン日和に恵
まれた大会です。最後まで自分のペースで頑張ってください」と主催者あいさつ。
藤丸利光市議会議長・志村学県議が祝辞を述べた後、ファミリーの部に出場する
市内久保の大平祥子さん(42)、郁洋くん(9)親子が選手宣誓をした。
 昨年同様ジャパン・アスレチック・トレーナーズの県内の整骨院グループのメ
ンバー七名がボランティアでマッサージをした。




 
インドネシア研修生、保戸島へ
 遠洋マグロ漁業基地の保戸島に外国人漁業研修生の第二期生三十六名を受入れ
る歓迎式が三月三十日、津久見市民会館で行なわれ、県・市・保戸島の漁業関係
者ら約四十名が出席した。
 昨年四月に受け入れた第一期生三十人の内、研修生五名がマグロはえ縄漁船操
業実習中、マグロを水揚げした寄港地で失踪、今年二月には太平洋上で消息を絶
った「第二鵬生丸」に二名が乗り組んでおり、ほかに研修を断念して二名が帰国
した。このため、津久見市・同漁協・保戸島マグロはえ縄漁業船主組合では「船
主・船長に研修の意義やルールの徹底を図り、コミュニケーションを円滑にする」
研修の期間は三年間で市が受け入れ機関となり、日本語の研修などを担当、二次
受け入れ機関は同漁協所属のマグロはえ縄漁船で操業の実習をする。
 三十一日には保戸島の研修施設で開講式が開かれ、市・保戸島漁協・マグロは
え縄漁船一八隻の船主ら四十名と研修生三十六名が出席。受け入れ船主を代表し
て第二十一徳宝丸の高司武貞さんが「立派な研修生に育てます」とあいさつ。研
修生を代表してドゥイ・レトノ・サムドロさん(19)が決意を述べた。




 
水晶山石灰石採掘終了
 津久見市の太平洋セメント津久見工場(森紀雄工場長)では、すぐ東に港があ
り、背後地が石灰石の水晶山で、輸送コストを安くできるため、一九一九年から
操業を始めた。
 津久見市の主要産物の石灰石を十九世紀の始めから約二百年間、採掘してきた
水晶山は上青江と徳浦にまたがる山で、高さ二五八メートル、広さ約五十万平方
メートルあり、六社が鉱区をもっており約一億トンの石灰石を産出した。
 現在採掘は海抜マイナス二十メートルまで進み、採掘最後の発破作業が、この
ほど水晶山の東端で約七十キロの爆薬を六本に分けて爆発させた。
 跡地の一部は今年度末までに東九州自動車道の津久見インターチェンジとして
利用される。
 同工場は二十五年前から上青江の願寺鉱山で採掘をしており、年間一千万トン
の石灰石を生産している。




 
臼杵石仏報恩法要
 三月三十一日、臼杵市観光協会(会長・後藤國利臼杵市長)では同市深田の国
宝・臼杵石仏で報恩法要を営んだ。
 市仏教会の僧りょを始め観光協会の関係者や地区住民ら三十名が満月寺に集ま
り、四石仏群のホキ、堂ヶ迫、山王山、古園を順に巡り手を合わせ、お経をとな
えた後、満月寺の本堂で法要を営み、読経の中、参列者は次々に焼香した。




 
第三十一回少年柔道大会
 臼杵市桜まつり協賛「第三十一回少年柔道大会」が三月二十五日、臼杵市東中
学校体育館で開催された。午前九時からの開会式には、県内各地区から少年柔道
チームが十六チームと役員、父母会員を含めて約八百名が参加。
 大会会長の福永寿男臼杵柔道連盟会長のあいさつに続いて、来賓の油布清志臼
杵警察署長、宮崎茂喜少年柔道協会長のあいさつがあり、吉良正直審判長の注意
事項の後、臼杵柔道連盟少年部の首藤大輔君が力強く選手宣誓をした。
 九時半から団体戦・個人戦が行なわれ、各選手は日頃の練習の成果を発揮、優
勝を目指した。
 成績は次のとおり。(臼杵関係のみ記載)
【団体戦】優勝=臼杵柔道連盟少年部(高橋知也・蓑原和秀・藤澤洸平・佐々木
麻衣・加茂春美)
【個人戦】☆小学一年生級優勝=吉良勝弥 ☆小学二年生級優勝=高橋知也・第
二位=矢野康太・第三位=藤澤洸平 ☆小学三年生重量級第三位=蓑原和秀 ☆
小学四年生軽量級優勝=冨田京平 ☆小学六年生軽量級第二位=首藤大輔 ☆同
重量級第三位=庄司守 ☆小学三・四年生女子第三位=佐々木あや ☆小学五・
六年生女子第二位=加茂春美・第三位=佐々木麻衣 ※敢闘賞=庄司守
 同少年部では、最近めきめきと実力をつけており、今年度の団体優勝は七回目
の快挙である。現在部員を募集しており、練習は市営柔剣道場で週四回(火・水
・金曜は午後六時半〜八時半まで、土曜は午後四時〜六時まで)。
 少年部の子どもたちは、柔道だけでなく日頃の挨拶や礼儀作法も学んでいる。
 問い合わせはTEL62―2236(岡部整骨院)またはTEL62―1189(事
務局長・高橋正利)まで。




 
イキイキと健康会議
 三月三日、JA大分厚生連とJA大分のぞみが臼杵市末広の寿ホールで「JA
大分のぞみ地区健康会議」を開催した。
 会議には臼杵市・津久見市・佐賀関町から約三百名が参加。武下静夫JA大分
厚生連会長と草刈哲男JA大分のぞみ組合長が「施設を積極的に利用して、自分
の体は自分で管理をして下さい」とあいさつ。
 会場には厚生健康管理センター(別府市)の機器が持ち込まれ、保健婦が健康
づくりの相談に応じた。
 また、放送作家のはかま満緒さんが「人生楽しくイキイキと〜笑いと健康」と
題して講演。会場には明るい笑いが広がっていた。




 
いわせて  先日、年輩の方から「ケーブルテレビちゃ〜なんかえ〜」と聞かれ、即答に困
った。
 当初、公設民営でスタートする予定であった臼杵ケーブルネット株式会社も国
の意見から公設公営となった今、民間では面白みのない運営を強いられている。
 人事にも問題が無いわけではないが、行政バリの入り辛さを持つ本社では放送
スタートだというのに市民の影は見あたらない。
 急遽決まった事業にせよケーブルテレビのみの活用は実際どう考えても古い。
ケーブルを使った高速通信や双方向通信の早期実現を考えていかなければ市民か
ら頂く月額使用料も捨て銭となってしまう。
 公設公営の運営を強いられた今、会社としての事業計画、運営方法など苦労す
る部分は多々あろうが、なぜ商店街の中央に施設を建設したのかも考え、模索し
て頂きたい。市民チャンネルの放送もネタ切れにならないよう、いろいろなとこ
ろに出かけていき、老若男女問わず「ケーブルテレビとは…」を広めていっては
いかがなものか。
 行政と民間の間での葛藤は二の次で、市民に親しまれる、足を運んで頂ける会
社を目指して頂きたい。
 数年後には、単独での運営は厳しくなり、県内一本化は避けては通れない時代
がやって来る。その時に、どういったサービスにも対応出来るまでに成長してお
かなければ、臼杵ケーブルネット株式会社は淘汰され、地域の色は後世に残ること
はないであろう。
 会社や今後の双方向通信など充実させていくには、市民の意見が欠かせない。
 多数の意見で運営に参加して、よいものを作っていくことを願う。 (タクミ)




臼津解剖  4月になり、各種団体の移動時期を迎えた。
 臼津地区でも市役所、警察署、県の出先機関等転出・転入も多かった。
 移動で気になるのは、前任者との引継である。引継といっても前例に忠実に従
うのではなく、その世代の流れにあった変化も大変重要なものとなる。
 行政等で市民が一番困るのは「前例がないので、その件についましては…」と
窓口等で拒否された時である。今まで、前例があって決まったことなど一つも無
いわけで、何事も最初があって今に至っている。
 前例に従って物事を進めていれば、担当者は楽なことは事実であるが、発展は
望めない。これは民間にも言えることだが、いつまでも同じサービスばかり行な
っていたのではお客さんからは逃げられてしまう。その時代時代にあったサービ
スや改革を行なっていかなければその会社は衰退の一途をたどることは言うまで
もない。
 市民が望んでいる方向に少しでも近づけていくのが行政の役割であり、議員諸
氏の理念ではなかろうか。
 臼津地区ではまだまだ問題が多数山積している。市町村合併を筆頭に、財政問
題、経済問題、福祉・医療、教育問題、環境問題と数え上げればキリがない。
 しかし、これが移動の度に『また最初から』では意味がない。
 その為にも最低、担当課や担当係りには一名の前任者がいる人事が必要である。
とは言ってみても、人事を考えるにあたって、人材が(使える駒)少ないことが
一番の問題ではあるが・・。




臼鬼夜行 
臼鬼夜行


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