ここでは臼津タイムズ12月号の記事、連載まんが『すしマン』を紹介しています。

幕張メッセで地域特産品PR
 第11回電気のふるさとじまん市(電気を生産する市町村の観光と物産展、主
催/財団法人電源地域振興センター)が今年も千葉県幕張メッセにおいて、全国
から214の市町村が参加、11月24日から26日の三日間開催された。
 大分県からは大分市、別府市、日田市、臼杵市、湯布院町、九重町、中津江村
が参加したが、そのほとんどが行政任せの出店であった。
 しかし、臼杵市では毎年物産業者も参加、民活をフルにアピールしている。
 今年も地元から後藤製菓、佐藤かまぼこ店が参加、東京営業所より富士甚醤油、
今年初参加となる地域づくりグループ「おすみつき」による地域の特産品「竹炭」
や「備長炭」などが販売された。また観光推進室職員やフレッシュガールらも参
加、イベント用「石仏」を準備し、国宝臼杵石仏を全国にPRした。来場者の中
にはお詣りをして行く人、「先週いってきたよ」と声を掛けて行く人、様々な人
が臼杵ブースの前に立ち寄り商品を手にしていた。
 3日目の夕方には、準備した商品はほぼ完売し、景気の低迷が続く中ではある
が、地域の特産物はまだまだ需要が見込まれているといったことが確立された。
 期間中、会場内では数々のアトラクションが行なわれたが、終了時には約15
万人の来場者があったことが報告された。




第20回在京津久見人会
すしマン
 例年この時期に行われている在京津久見人会が今年も11月23日、ホテル
グランドパレス(九段下)において行われた。
 年一回行われている同会には、津久見市出身で関東近郊に住む在京者が故郷を
懐かしみ同郷出身者と津久見市からの参加者による親睦と情報交換の場として20
年前に発足。今回が20回目の開催となり約120名の参加者が集い盛大に行なわ
れた。
 午後2時より参加者全員で津久見市歌を合唱。久保田和彦会長の挨拶の後、同
会事務局の川端千鶴さんが会務報告を行った。
 来賓挨拶では、岩崎市長が現在の財政等について報告、「高速道が開通するこ
とで在京の方々も帰郷がスムーズになりますので、ぜひ津久見への帰郷をお待ち
しています」と挨拶した。
 各テーブルには、津久見産のヤマジノギクが飾られ、また保戸島産のマグロや
深良津のヒラメなど東京ではなかなか口にすることのできない良質の魚類や津久
見市の特産品ぎょろっけなど故郷を感じさせる食べ物が沢山並べられ、久しぶり
に顔を合わせる人も多く、会場のあちこちで人の輪ができ時間の過ぎるのも忘れ
て、懐かしい話に花を咲かせていた。




チャリティーショー開催
チャリティー
津久見市社会福祉協議会主催の「第20回歳末たすけあいチャリティーショー」
が2日、津久見市民会館で賑やかに開かれた。
 昼夜2回の舞台には延べ32団体、約270名が出演、寸劇やコーラス、
舞踊のなどの他、市長を始め四役課長会の舞踊劇「金色夜叉」では貫一役の市長
とお宮役の小野助役の好演に観客席の市民から盛大な拍手が送られ、会場を沸か
せた。
 また、3日には臼杵市民会館で市社会福祉協議会主催の「第9回歳末たすけあ
いチャリティーショー」が午前と午後の2回開かれ、市内の趣味のグループや企
業、県議とひごい会、臼杵警察署、市役所、市議会など延べ33団体が出演。
 舞台では各団体が民謡や歌や踊り、太鼓、寸劇などが上演され、約2000名の観
客から大きな拍手が送られていた。




ちびっこ消防士防火運動会
ちびっこ
 11月9日から15日までの一週間『秋季全国火災予防運動』が実施されたが、
期間中の13日午前10時から臼杵公園グラウンドで『第15回ちびっこ消防士防
火運動会』が開かれた。
 市内の幼稚園、保育園、保育所の16幼年消防クラブの園児たち約660名
と消防署職員、消防団員など合計730名が参加。
 この運動会は、あそびを通じて幼年消防クラブ員の消防知識の向上を図ると共
に、クラブ員及び指導者の相互の親睦を行ない、さらに市民の防火意識の高揚を
図ることを目的に毎年実施されているもので、開会式では、市少年婦人防火委員
長の二村修次消防長があいさつ。後藤臼杵市長の来賓あいさつに続いて、下ノ江
こばと幼年消防クラブの板井晟一くん(6才)と三重野愛ちゃん(6才)が元気
よく大きな声で「私たちは守ります、火の用心」と防火の誓いを宣言したあと、
参加者全員で「火の用心のうた」を合唱。
 火の用心の法被を着た可愛いい消防士たちは、体操のあと《さぁいそげ煙にま
けずに出動だ》や《ぼくらは元気な消防隊いざ出動だ》などのゲームで4人が力
を合わせてゴールを目指した。応援席からは保護者や観客から盛んに拍手が送ら
れていた。
 そのほか、起震車に乗ってこわい地震の体験や、煙体験ハウスで煙のこわさを
体験したり、消防車との綱引き、組別対抗リレー、鈴割りなど楽しいゲームがあ
った。最後にクラブ員全員が二重の輪になって「火の用心」の歌にあわせて踊り、
楽しみながら防火の勉強をした。




新大分丸帰港
 去る9月12日、海洋科学高校(麻生廉彦校長・268名)の実習船『新大分
丸』(伊崎美幸船長・四九九トン)が実習生三十三名を含め、合計57名を乗
せて臼杵港を出港、ハワイ北方海域でマグロはえ縄漁や海洋観測などの実習をし
ていたが、予定通り70日間の遠洋航海実習が終了。
 神奈川県三崎港にマグロを水揚げして11月20日臼杵港に帰港した。
 入港式で麻生校長、伊崎船長、肥後指導教官があいさつ。生徒会長の桝本幸子
さんが歓迎の言葉を述べ、実習生を代表して井東慶君が「実習で技術や忍耐など
を学びました。これらの経験を今後の学校生活に活かしたいと思います」とあい
さつ。実習生たちは久しぶりの臼杵港を目にして笑顔を見せていた。




APUと地域交流
釣り風景
交換会
 北風の強い、冬の青空のもと、豊の国づくり21世紀塾(NEO 塾)の臼
津関地域塾生と立命館アジア太平洋大学(APU)の学生との交流会が11月18
日、津久見市四浦の仙水遊漁センターで行なわれた。
 同会にはAPUから国際学生7名を含む学生14名、教授1名、NEO 塾か
らは9名が参加した。
 同センターに到着した学生はまず魚釣りを体験。あじや鯛を釣り上げるたび、
大きな歓声を上げていた。
 公民館では地元四浦婦人会の手による郷土料理が振る舞われた。
昼食後は意見交換会が行なわれ、塾生からの臼津関各地域の概況説明のあと、学
生から感想や意見が述べられた。その中では「景色がよくとてもいい所だが、交
通の便をもう少し良くした方がいい。」という意見が目立った。でも、「卒業ま
でにもう一度来たいか」という質問にはみんな笑顔でうなづいていた。




臼杵市柔剣道振興大会
柔道
 12月3日、臼杵市立東中学校体育館と同市営柔剣道場で市内の剣道クラブ(
小・中学生80名)と県内の柔道クラブ(21チーム・約350人)が参加
して「第30回臼杵市柔剣道振興大会」(主催/臼杵市柔剣道振興会)が開かれ
た。記念となった今大会では、例年より多い参加者のもと、道場内では日頃の厳
しい練習の成果を発揮して好試合が展開され、若い元気なかけ声が響き渡った。
 臼津地区の成績は次のとおり。
《剣道の部》
【団体戦・高学年】
優勝=下南少年剣道クラブA 2位=下ノ江少年剣道クラブ 3位=下南少年剣道クラブB
【団体戦・低学年】
優勝=海心館 2位=碧水館 3位=下南少年剣道クラブB
【個人戦・小学二年生以下の部】
優勝=一原隆之介(海心)2位=足立愛理(下南)3位=長森僚志(下ノ江)・前田優也(下南)
【小学三年生の部】
優勝=東裕也(海心)2位=稲垣雅俊(海心)3位=林菜奈子(海心)・笹田凌雅(海心)
【小学四年生の部】
優勝=田原夏海(碧水)2位=阿部美由紀(下南)3位=吉田一充(下南)・出沢健太郎(下南)
【小学五・六年生の部】
優勝=阿部慎也(下南)2位=前田恵吾(碧水)3位=足立麻美(下南)・島津綾(上浦)
【中学生女子の部】
優勝=鳥越恵子(東中)2位=矢野稚奈(西中)3位=田原由佳(東中)・中尾香織(北中)
【中学生男子の部】
優勝=高橋薪伍(北中)2位=平川武士(東中)3位=藤沢亮介(北中)・酒井哲也(東中)
《柔道の部》
【団体戦】
準優勝=臼杵柔道連盟少年部Aチーム
(高橋知也・簑原和秀・藤澤隆典・佐々木麻衣・庄司守・冨田京平・加茂春美)
【個人戦】
▼小学1年生の部・優勝=吉良勝弥(臼杵)
▼小学2年生の部・優勝=高橋知也(同)
▼小学3年生重量級・優勝=簑原和秀(同)
▼小学4年生軽量級・第2位=冨田京平(同)
▼小学4年生重量級・第3位=藤澤隆典(同)
▼小学3〜3年生女子・第2位=佐々木あや(同)
▼小学5〜6年生女子・第3位=加茂春美(同)




お別れ少年野球大会
 野球日和の11月5日、『第22回秋季少年野球兼6年生お別れ少年野球大
会』が市民球場と日本たばこグラウンドで開かれた。
 午前八時半、市内の14チームが市民球場に集合して開会式が行なわれ、各チ
ームは6年生最後の試合の優勝をめざして好試合を展開した。




臼杵市読書感想文コンクール表彰式
表彰式
 11月16日、臼杵市中央公民館で「平成12年度臼杵市読書感想文コンクー
ル表彰式」があった。
 市内の小学生から一般まで148点の応募があり審査の結果、17点が入選
した。
 表彰式には入選者や保護者など約30名が出席。村上直臼杵市教育長が式辞を
述べ、入賞者一人ひとりに表彰状が手渡された。藤丸利光市議会議長の祝辞に続
いて、受賞者を代表して大田修さんが謝辞を述べた。
 下田勇一審査委員長の講評の後、大田修さんが入選作品を朗読した。
 ▽入賞者は次の通り。
【市長賞】
大田修(一般・星の王子様)
【議長賞】
足立真理子(臼高2年・ふるさと作品集)
【教育長賞】
丸岡慧(北中1年・森よ生き返れ)
【優秀賞】
斉藤和裕(市浜小6年・海べの学校)、荻野早希(中臼杵小六年・ふうちゃんのハ
ーモニカ)、戸高亜衣(北中3年・おつねの小説)、伊東歩(豊洋中3年・ハッピ
ーバースデー)、平川満代(一般・秀吉と利休)
【佳作】
三浦ひろあき(臼杵小一年・ふしぎなともだち)、荻野桃子(中臼杵小3年・ライ
ギョのきゅうしょく)脇綾香(北中1年・だからあなたも生きぬいて)、東さやか
(同2年・自閉症だったわたしへ)、筒井真也(同・モモ)、後藤平(東中3年・
だから、あなたも生きぬいて)、渡辺香奈子(臼高2年・片目のオオカミ)、深津
定(一般・航海者と日蘭交流四百年)、池田千恵子(一般・読書のすすめ)。




うばめ園の手作り花器
 津久見市の知的障害者授産施設「うばめ園」では、毎年正月用に、家庭用飾り
物として青竹を使った花器をつくっているが、今年はモウソウチクを使った四種
類の花器を、同園が得意とする木工技術で加工。
 特にフラワーアレジメントなどにも利用できる円筒型の花器を製作した。
 同園では「自然の素材を使ったぬくもりのある花器を使ってみて下さい。値段
も安くしております」と話していた。




保育園児、鎮南山に登山
園児
 臼杵市末広の末広保育園では11月29日、園児たちが描いた山火事防止の
ポスターを持って鎮南山に登り、昨年掲示した防火看板の張り替えをした。
 この行事は毎年実施しており今回は園児31名、保母四名、消防職員2名で
午前10時出発。園児たちは元気いっぱい、山頂まで登り、作業を無事終了した。
 市内には鎮南山登山愛好家が多く、登山者の目を楽しませながら山火事防止を
呼びかけている。




臼杵税務署管内納税表彰式
 11月16日、臼杵税務署で納税表彰式があった。
 式では柳田敏之署長と臼杵地区納税貯蓄組合連合会の小山信孝会長が表彰状、
感謝状と記念品を手渡して式辞を述べた。続いて臼杵間税会の新堂英夫会長が祝
辞を述べ、受賞者を代表して、戸高有基さんがあいさつをした。
▽受賞者は次の通り。
【臼杵税務署長表彰】
戸高有基(津久見市・48歳・臼杵地区法人会副会長)
【臼杵地区納税貯蓄組合連合会長表彰】
藤沢要(臼杵市・73歳・臼杵小売酒販納税貯蓄組合理事)、河村豊正(津久見
市・69歳・臼杵地区納税貯蓄組合連合会理事)、薬師寺進(津久見市・70歳
・同)、須山恒夫(佐賀関町・64歳・佐賀関納税貯蓄組合理事)、平野語(佐
賀関町・71歳・同)
【臼杵税務署長感謝状】
足立 (臼杵市・78歳・元県法人会連合会副会長)。




幼年消防クラブ防火パレード
 園児たちに防火に関心を持ってもらい、市民に火災防止を呼びかける目的で、
毎年行なっている防火パレードが今年も11月9日、和順幼稚園と白蓮幼稚園の
幼年消防クラブ員67名が、津久見市内中央町の商店街で火災予防パレードを
した。
 法被に鉢巻き姿の可愛いい園児たちは、拍子木をカチカチと鳴らしながら、元
気よく行進、市民らに火の用心を呼びかけた。




いわせて…ホンネ  過日、国会議員の資産公開なるものが報道されていた。一人あたり平均七千数
100万円と言われる金額が多いか、または少ないと感じるかは読者の判断に任せる
として、今回は発表のやり方について考えてみたい。
 閲覧という形の発表は、諸々の諸悪の根源を作っている。コピーもダメ、来て
見て必要であれば書いて帰りなさい…方式。
 少しの字数なら書き写しもしようが、小さな字で何ページも何十ページもある
ようなものを誰が写せるのか、考えただけでも一般の人は引いてしまうであろう。
 これで本当の情報公開と言えるであろうか。
 さて、話は小さくなるが当地でもご多分にもれず、小役人がいばりちらし、閲
覧に行くと横柄な態度をしている人もいると漏れ聞く。
 入札の指名選定も、入札基準も、落札結果も是非、市民に分かり易く公開する
べきである。
 重箱の底をつつくような話と思うかも知れないが、重箱の底の角をつつき出さ
ないと世の中の大きなうねりは出来てこない。
 小さなことも大きなうねりとするべく読者の皆さんの考え方等を地蔵まで是非
ご一報ください!。
 役人が悪い、議員が悪い、何が悪いといった感情は捨てて、個人個人が日本一の
市民、県民、国民になるよう考えて努力し実践していくよう祈る。 (豊の地蔵)




臼津解剖  スッタモンダの末、内閣総理大臣不信任案否決から約二週間。第二次森改造内
閣も組閣が決まり新しい船出となる。
 臼杵市でも来年早々に市長選・市議補選が行われる。大小の差はあるにせよ、
長と名の付く人にはその下で働く(動く)人の人選権も大いに重要な任務の一つ
となる。
 これまで臼津地区を歩いてみるにつけその重要性は計り知れないものであると
感じた。
 行政の長となり「こういった事業」「こんな改革」と各種いろいろな提案を進
めて行くのに一人では限度があり、そのために代役(各部、各課、各係)をたて
ることで円滑な事業運営を行っていくのが理想である。
 しかし現在、地方それも小さな市町村では人事を一度決めると、長が変わるま
で何があろうとも変更なし。
 民間ではすでに終身雇用制度の崩壊が行われており、能力の無い人は離職ある
いは減俸といった対処を行われており、そろそろ親方日の丸的精神も変えていか
なければ、臼津地区の発展は望めない。市町村合併が叫ばれるなかで人員削減も
避けては通れないことの一つである。また、能力検査室(最低二年間に一度は、
人事再検討等を行う会)の開設や今後の採用基準等についての検討委員会なども
地域の将来を考えて行っていただきたい。誰が最初に嫌われ役を買って出るかで
そこの地区の発展が決まると言っても過言ではない。
 当地区から県長を出すためにも早期合併、長期計画を建てる実行委員会なるも
のの立ち上げを切に願う。




すしマン
すしマン


back