ここでは臼津タイムズ8月号の一面記事、そして連載まんがのすしマンを紹介しています。

●トップ記事、市民参加で大にぎわい
今月のトップ記事は津久見市第50回港祭り・宗麟祭

 七月二十二日と二十三日の両日、津久見市の「第五十回港まつり・宗麟祭」が
賑やかに開かれ、猛暑の中、心地よい風の吹く津久見港埋立地は大勢の市民でにぎ
わった。
 津久見市民会館前で午前九時半から海上・産業・交通安全祈願祭が行なわれ、
十時半から津久見港埋立地の特設ステージで開会式があり、岩崎泰也市長のあい
さつに続いて、津久見市のフレッシュガール二名の発表や餅まきなどのセレモニ
ーの後、津久見市地域婦人団体連合会の百三十名が扇子踊りを披露した。また市
内の幼稚園や保育園の園児二百五十名が宗麟音頭を踊り、大勢の観客から盛んに
拍手を受けていた。
 午後五時半から子供会、婦人会、事業所など二十六団体約千名が仮装行列に参
加、観客から大きな歓声と拍手が送られていた。
 仮装行列の成績は次のとおり。
【子どもの部】☆ちびっこ大賞=うなかいくジュニア☆アイデア賞=彦ノ内子ど
も会 ☆かわいいで賞=ケゴヤ連合子ども会 ☆審査員特別賞=岩屋子ども会
【婦人の部】☆婦人大賞=岩屋婦人会 ☆アイデア賞=チーム★どんマイ ☆き
れいで賞=彦ノ内婦人会☆審査員特別賞=ハイビスカスレディー
【個人の部】☆やったで賞=サンタマリア ☆アイデア賞=ドリームガッツ ☆
おもしろいで賞=キャラクターズ
【一般の部】☆一般大賞=古手川産業 ☆アイデア賞=小代築炉&こんせ ☆が
んばったで賞=津久見商工会議所青年部 ☆審査員特別賞=大分銀行津久見支店
・太平洋セメント。
 翌二十三日は十一時から市内外の小学生、百六十名あまりが参加して高洲町の
漁協魚市場で「第八回魚のつかみ取り大会」がおこなわれ、特設プールの中で逃
げまわるアジやハマチ、ヒラメ、タコなどを素手で捕まえ、その度に子どもたち
の歓声が上がった。
 二時からは地元のアマチュアバンド「ザ・こんせ」のライブパフォーマンスや
小型船舶の海上パレードなどもあった。
 また、八時からは市民が待ちこがれていた納涼花火大会も始まり、大きな音と
共に、二尺玉の大きな花火も二回打ち上げられ、大勢の観客からは歓声と拍手が
送られた。




●地域行事夏真っ盛り
 臼杵三大まつりの一つ、臼杵市福良の福良天満宮の夏期大祭が二十一日から二
十三日にかけて行なわれた。
 二十一日と二十二日は、裏千家のお茶会や岩戸神楽の奉納、花柳流の日本舞踊
や豊後さくら太鼓の競演などがあり、境内には焼鳥や生ビールなどの店が開かれ
夕涼みを兼ねた大勢の市民が訪ずれ参拝した。
 二十三日には、天満宮例大祭の神事が営まれ、午後から、みこしや子供みこし
が出て地元地区を威勢よく練り歩き、赤獅子連による獅子舞いが地区内の家庭に
舞い込み家内安全を祈願した。夜の境内では、臼杵いかづち太鼓、佐賀関早吸太
鼓の競演や柴引き、獅子舞いの奉納などがあり、夜遅くまで岩戸神楽が奉納され、
多くの家族連れなどが神楽を楽しんでいた。
 また二十三日には「第十三回久保ん谷湧水まつり」(主催=東・西神野を活性
化する会、川野林会長)が臼杵川上流の西神野「久保ん谷」で開かれ、多くの家
族連れなどで賑わった。
 メインイベントは、竹で作った約二十メートルの特製のといに冷たい湧水を利
用した「そうめん流し」が好評で、来場者は「めんつゆと薬味」が入った竹製の
器に流れてくるそうめんをすくい取り、おいしそうに食べていた。
 水着姿の子どもたちは、川に入って自然がいっぱいの川遊びを楽しんみ、夏の
一日を涼しく過ごした。
 なお、七月三十日に予定されていた第十三回住吉まつりは台風のため一部中止
となったが、花火大会及びうちわ抽選会は大盛況のうちに終了した。




 空席となった県議会議員の補欠選挙が今月十八日、大分市で告示され二十七日
投票となる。
 本紙六月号でも書いたように臼津地区には四十二名もの市議が活動されている。
しかし、本当にこの人数が必要なのだろうか。
 議員=『国会や地方議会、その他合議制の機関を構成する人』と広辞苑にはあ
る。では合議制の時に誰の代表として参加するのか。それは臼津地区市民の代表
として民意を反映するためにその会に出席しているはずであるが、本当に市民の
意見が反映されているのだろうか。現状として議員を活用している市民は少ない。
 臼津地区には地域づくり団体や会議所、JA、漁協また各種会社、自治会など
様々な組織が活動、活躍しているが、議員の仕事とは接点も多々見受けられる。
 議員として「市民の代表」と考えているのであれば進んでそういった会合には
出席することも必要だし、市民も活用して幾らの世界ではないのだろうか。現在
の市議は大半が副業を持っているか、年金受給者。
 どちらが副業か、両方副業なのか、本業なのかは判らないが、そのような体質
で十分なのかも問題である。広く民意を反映するために現状の人数が必要であれ
ば、日給制に変えて一日出ると一万円等にすれば経費も掛からずもう少し位なら
人数を増やすことも可能である。
 また、副業をしなくても生活でき、研究もできるだけの高給を設定して人数を
減らすといった方法も考えられる。
 せめてこれ位の改革がなければ市民が感じている、「誰がやっても大差ない」
といった寂しいもので終わるのではないか。
 さあ、決めるのは市民であるあなたです。







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