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黄飯
クチナシの実の汁で炊いたご飯の上にのせて食べるかやくは
エソの身、ダイコン、ゴボウ、ニンジンなどの野菜を入れて煮込んだもの。
昔、商家は年末年始が多忙なため、年の暮れに、かやくを鍋いっぱいに作り、
何日もかけて食べたと言われています。
近年、家庭で黄色いご飯が薄れるとともに、かやくそのものを
『黄飯』と呼ぶようになりました。
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きらすまめし
「きらす」とは「おから」、「まめし」とは「まぶす」という意味。
マグロやハマチなど、脂の多い魚を一口大にし、しばらく醤油に漬け、
手でこねるように生のおからをまぶす。
薬味の香味野菜を加え、仕上げにカボスを絞って食べます。
手軽でおいしく、四季を通じて味わえる一品です。
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みそ汁御膳
黄飯にエソのすり身と三ツ葉の入ったみそ汁、卵黄のみそ漬け、
淡天などが御膳にのって出てきます。
香り高いみそ汁は、豊後産大豆、讃岐産裸麦、沖縄産天日塩を木樽長い間、
熟成させた手作りの極上麦みそ「昔語り」を使ったこだわりの味です。
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